この記事で分かること(目次)
〜「CIDRって何?」〜
① そもそもサブネットマスクって?
IPアドレスには、実は2つの顔があります。
192.168.1.10
これは中身的には👇
- ネットワーク部(住所の町名)
- ホスト部(家の番地)
👉 どこまでが町名かを決めるのが サブネットマスク。
② サブネットマスクの正体
サブネットマスクはこう書きます。
255.255.255.0
意味は:
255→ ネットワーク部0→ ホスト部
つまり👇
IPアドレス 192.168.1.10
サブネット 255.255.255.0
--------------------------
ネットワーク 192.168.1
ホスト .10
💡 同じネットワーク部を持つ端末同士は、ルータなしで通信できる
③ クラスとサブネットマスク(昔の考え方)
昔はIPアドレスは「クラス」で決め打ちでした。
| クラス | 先頭 | デフォルトマスク |
|---|---|---|
| A | 1〜126 | 255.0.0.0 |
| B | 128〜191 | 255.255.0.0 |
| C | 192〜223 | 255.255.255.0 |
👉 これが ムダが多い
👉 そこで生まれたのが CIDR
④ CIDRってなに?
CIDRはこう書きます。
192.168.1.0/24
この「/24」がCIDR!
意味は👇
- ネットワーク部が24ビット
- 残り 8ビットがホスト部
/24 = 255.255.255.0
💡 CIDR = サブネットマスクをビット数で表した書き方
⑤ よく出るCIDR対応表(暗記用)
| CIDR | サブネットマスク |
|---|---|
| /8 | 255.0.0.0 |
| /16 | 255.255.0.0 |
| /24 | 255.255.255.0 |
| /25 | 255.255.255.128 |
| /26 | 255.255.255.192 |
基本情報では
👉 /24 と /16 は鉄板
⑥ なぜCIDRが必要?
理由は3つ。
① IPアドレスの節約
- 必要な分だけ割り当てできる
② 柔軟なネットワーク設計
- クラスに縛られない
③ ルーティングが効率化
- 経路情報が減る(集約できる)
⑦ 試験に出る超重要ポイント
✔ CIDRは クラスレス
✔ /n は ネットワーク部のビット数
✔ ホスト数は
2^(32-n) - 2
(ネットワークアドレスとブロードキャスト除外)
練習問題(基本情報っぽく)
問題①
192.168.10.0/24 の利用可能なホスト数はいくつ?
A. 254
B. 256
C. 255
D. 128
👉 答え:A
32 - 24 = 8
2^8 - 2 = 254
問題②
/16 に対応するサブネットマスクは?
A. 255.0.0.0
B. 255.255.0.0
C. 255.255.255.0
D. 255.255.255.255
👉 答え:B
問題③(ひっかけ)
CIDRの説明として正しいものはどれ?
A. クラスA〜Cを厳密に守る方式
B. IPアドレスを10進数で表す方式
C. ネットワーク部の長さを指定する方式
D. IPv6専用の方式
👉 答え:C
覚え方ワンフレーズ
CIDR =「/の数字を見るだけで範囲が分かる」便利表記
