この記事で分かること(目次)
〜違い・特徴・試験対策まで〜
① IPv4とは?
IPv4は、今いちばん広く使われてきたIPアドレスです。
● 形式
192.168.1.1
- 32ビット
- 8ビット × 4つ(オクテット)
- 各数値は 0~255
● 特徴
- 表記が短くて分かりやすい
- でも…
👉 約43億個しか作れない
スマホ・PC・IoTが爆発的に増えたことで
IPアドレスが足りなくなったのが問題でした。
② IPv4不足をどうしてた?
完全にIPv6へ移行する前、次の方法でしのいでいました。
- プライベートIP
- NAT(アドレス変換)
- DHCPで使い回し
👉 この「苦肉の策」がIPv6誕生の背景です。
③ IPv6とは?
IPv4の限界を解決するために作られた新しい規格です。
● 形式
2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334
● 特徴(ここ重要)
- 128ビット(IPv4の4倍どころじゃない)
- 16進数
- :(コロン)区切り
- 理論上ほぼ無限のアドレス数
💡 地球上の砂の数より多いと言われます。
④ IPv6の便利ポイント(試験によく出る)
● NATが不要
- 端末ごとに グローバルIP を持てる
- ルータの負荷が減る
● 自動設定が得意
- DHCPなしでもOK(SLAAC)
● セキュリティ向上
- IPsecが標準対応
⑤ IPv4とIPv6の比較(試験用まとめ)
| 項目 | IPv4 | IPv6 |
|---|---|---|
| ビット数 | 32ビット | 128ビット |
| 表記 | 10進数 | 16進数 |
| 区切り | . | : |
| NAT | 必要 | 不要 |
| アドレス枯渇 | あり | なし |
⑥ よく出るIPv6アドレスの種類
| 種類 | 例 | 説明 |
|---|---|---|
| グローバルユニキャスト | 2000::/3 | 世界で一意 |
| リンクローカル | fe80::/10 | 同一LAN内 |
| ループバック | ::1 | 自分自身 |
💡::1 は IPv6版 127.0.0.1
練習問題(基本情報レベル)
問題①(基本)
次のうち、IPv6アドレスとして正しいものはどれ?
A. 192.168.0.1
B. 2001:db8::1
C. 256.10.1.1
D. fe80..1
👉 答え:B
(コロン区切り・16進数・::省略が使える)
問題②(比較問題)
IPv6の特徴として正しいものはどれ?
A. NATが必須
B. DHCPが必ず必要
C. IPsecが標準対応
D. アドレスは32ビット
👉 答え:C
問題③(用語)
IPv4アドレス枯渇への対策として使われてきた技術はどれ?
A. SLAAC
B. IPsec
C. NAT
D. マルチキャスト
👉 答え:C
問題④(ひっかけ)
fe80::1 はどの種類のIPv6アドレス?
A. グローバル
B. マルチキャスト
C. リンクローカル
D. ループバック
👉 答え:C
覚え方のコツ 😊
- IPv4 = 昔・短い・足りない
- IPv6 = 新しい・長い・無限
::1は 自分自身fe80は LAN内限定
