〜おうちのWi-Fiをのぞいてみよう〜
こんにちは!
IPアドレスとサブネットが分かってきたら、次に学ぶのが ルーティング と NAT。
ここが分かると、
- 「なぜ家のPCはインターネットにつながるの?」
- 「グローバルIPって何に使われているの?」
がスッと理解できるようになります 👍
この記事で分かること(目次)
1️⃣ ルーティングとは?
● ひとことで言うと
👉 データを目的地まで案内する仕組み
🌈 幼稚園児でもわかる例え
ルーティングは カーナビ です 🚗
- 出発地:自分のパソコン
- 目的地:Webサーバ
- ルータ:交差点に立つ案内係
「次は右!」「ここは高速道路!」と
最短・最適な道を選ぶ のがルーティング。
🧠 技術的な説明(試験向け)
- ルータは ルーティングテーブル を持っている
- そこに
- 宛先ネットワーク
- 次に送る相手(ネクストホップ)
が書かれている
📘 ルーティングの種類
- スタティックルーティング:人が手で設定
- ダイナミックルーティング:自動で学習(RIPなど)
📝 過去問ポイント
IPアドレスに基づいて転送先を決定する装置はどれか
✅ 答え:ルータ
2️⃣ NAT(アドレス変換)とは?
● ひとことで言うと
👉 IPアドレスの付け替え屋さん
🌈 幼稚園児でもわかる例え
NATは 代表者1人で外に出る仕組み 🧑💼
- 家の中(LAN):家族みんな
- 外(インターネット):1人しか出られない
- 代表者:ルータ
家族全員の用事をまとめて外に伝え、
帰ってきたら「これはお母さんの」「これは子どもの」と配る。
🧠 技術的な説明(試験向け)
- LAN内:プライベートIP
- インターネット側:グローバルIP
- NATは
- 送信時:IPを書き換える
- 受信時:元の端末に戻す
📌 特に重要
- NAPT(IPマスカレード)
→ ポート番号も使って複数端末を識別
3️⃣ 通信経路の図解イメージ

図の見どころ
- PCは 192.168.x.x(プライベートIP)
- ルータで NAT変換
- 外には 1つのグローバルIP
- 戻り通信は ポート番号で振り分け
4️⃣ ルーティング × NAT のセット理解(超重要)
| 役割 | 何をしている? |
|---|---|
| ルーティング | どこへ送るか決める |
| NAT | 誰の通信か分かるように変換する |
👉 行き先案内+身分証の付け替え
この2つがセットでインターネット通信は成立します。
5️⃣ 基本情報技術者・過去問風問題
問題
家庭内LANで複数の端末が、
1つのグローバルIPアドレスを使って
同時にインターネット接続できる理由はどれか。
A. ルーティング
B. NAT
C. DNS
D. DHCP
✅ 正解
B. NAT
👉 ポート番号を使って通信を識別しているため。
6️⃣ ここまで来たら合格ライン!
この章で押さえるべきキーワード👇
- ルータ
- ルーティングテーブル
- スタティック / ダイナミック
- NAT / NAPT
- グローバルIP / プライベートIP
これらは 午前問題の常連 です。
👉 「ファイアウォールとDMZ
- 送信時:
👉 プライベートIP → グローバルIP に変換 - 受信時:
👉 グローバルIP → 元のプライベートIP に戻す
この 往復セット が NAT(特に NAPT)です。
幼稚園児でもわかる例え 🌈
🏠 家族と郵便のたとえ
- 家の中の人(PC・スマホ)
→ プライベートIP - 家の代表住所
→ グローバルIP - 受付係(ルータ)
→ NAT
📤 外に出すとき
子どもが手紙を出す
→ 受付係が 家の代表住所 に書き換えて出す
📥 戻ってくるとき
家の代表住所あてに返事が来る
→ 受付係が
「これは誰の手紙だったかな?」と調べて
正しい人に配る
👉 このときの「調べるメモ」が ポート番号 です。
技術的に正確な説明(試験向け)
🔁 NAT / NAPTの動き
① 送信時
192.168.1.10:12345
↓(NAT変換)
203.0.113.5:50001
- IPアドレスを書き換える
- ポート番号も付け替える(NAPT)
② 受信時
203.0.113.5:50001
↓(NAT逆変換)
192.168.1.10:12345
- 変換表(NATテーブル)を見て元に戻す
👉 自動で戻るので、利用者は意識しない
⚠️ よくある誤解ポイント
❌ 勘違い
PC自身がグローバルIPに変わる
✅ 正解
PCはずっとプライベートIPのまま
グローバルIPを使うのは ルータ
📝 試験での聞かれ方(超頻出)
問題(基本情報風)
複数の端末が、1つのグローバルIPアドレスを共有して
インターネット通信できる仕組みはどれか。
A. ルーティング
B. DNS
C. NAT
D. DHCP
👉 正解:C(NAT)
🌟 まとめ(ここだけ覚えればOK)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プライベートIP | LAN内専用 |
| グローバルIP | インターネット用 |
| 変換する人 | ルータ(NAT) |
| 変換の方向 | 行きも帰りも |
| 見分け方 | ポート番号 |
ここが理解できたら、ネットワーク分野は
「暗記」から「理解」ステージに入っています👏
DHCPとポート番号を理解すると、ネットワークが一気につながる!
IPアドレス、ルーティング、NATまで来たあなたは、もうネットワーク中級者手前です👏
今回は、その仕上げとも言える
- DHCP(IPアドレスの自動配布)
- ポート番号(アプリの入口)
をセットで解説します。
① DHCPとは?(まずは結論)
ひとことで言うと
👉 IPアドレスを自動で配ってくれる仕組み
🌈 幼稚園児でもわかる例え
🎒 幼稚園の名札配り
- 朝、園児が登園する
- 先生が
「はい、あなたは1番」「あなたは2番」と
名札を自動で配る
これが DHCP です。
- 園児 → パソコン・スマホ
- 名札 → IPアドレス
- 先生 → DHCPサーバ(たいていはルータ)
👉 手で名札を書かなくていいからラク!
🧠 技術的な説明(試験向け)
DHCPは次の情報を 自動でまとめて配布 します。
- IPアドレス
- サブネットマスク
- デフォルトゲートウェイ
- DNSサーバ
DHCPの流れ(超有名)
DISCOVER → OFFER → REQUEST → ACK
💡 覚え方
「でぃ・お・り・あ(出会い)」
📝 過去問ポイント(DHCP)
問題
ネットワークに接続した端末に対して、
IPアドレスなどの設定情報を自動的に割り当てる仕組みはどれか。
A. DNS
B. NAT
C. DHCP
D. ARP
✅ 答え:C
② ポート番号とは?
ひとことで言うと
👉 アプリケーションごとの受付番号
🌈 幼稚園児でもわかる例え
🏢 大きなビルの受付
- ビルの住所 → IPアドレス
- 受付カウンター番号 → ポート番号
- 用件
- Web → 80番
- メール → 25番
👉 同じビルでも、入口が違えば別の用事。
🧠 技術的な説明(試験向け)
- ポート番号:0〜65535
- 通信は
IPアドレス + ポート番号
のセットで識別される
よく出るウェルノウンポート番号
| サービス | プロトコル | ポート番号 |
|---|---|---|
| HTTP | TCP | 80 |
| HTTPS | TCP | 443 |
| FTP | TCP | 21 |
| SMTP | TCP | 25 |
| DNS | UDP/TCP | 53 |
| POP3 | TCP | 110 |
| IMAP | TCP | 143 |
| SSH | TCP | 22 |
👉 80 / 443 / 25 / 53 は特に頻出!
③ DHCPとポート番号の関係
💡 実はDHCPもポート番号を使っている!
- DHCPサーバ:UDP 67番
- DHCPクライアント:UDP 68番
つまり…
- DHCPも
- Webも
- メールも
👉 全部ポート番号で区別されている
📝 過去問(ポート番号)
問題
HTTPS通信で使用されるポート番号はどれか。
A. 80
B. 110
C. 443
D. 25
✅ 答え:C
④ NAT・DHCP・ポート番号のつながり(重要)
| 機能 | 何をしている? |
|---|---|
| DHCP | IPアドレスを配る |
| NAT | IPアドレスを変換 |
| ポート番号 | アプリを識別 |
👉 家庭用ルータは
DHCP + NAT + ルータ + ファイアウォール
全部入りの優等生マシン。
🌟 まとめ(試験直前用)
- DHCP:IPアドレスの自動設定
- ポート番号:アプリの入口
- 通信識別:IP + ポート
- NAT:ポート番号で戻り先を判断
ここまで来たら、ネットワーク分野は得点源 です 💪
