【Day46】Pv4 と IPv6 をやさしく理解

投稿者: | 2026年1月11日

〜違い・特徴・試験対策まで〜

① IPv4とは?

IPv4は、今いちばん広く使われてきたIPアドレスです。

● 形式

192.168.1.1
  • 32ビット
  • 8ビット × 4つ(オクテット)
  • 各数値は 0~255

● 特徴

  • 表記が短くて分かりやすい
  • でも…
    👉 約43億個しか作れない

スマホ・PC・IoTが爆発的に増えたことで
IPアドレスが足りなくなったのが問題でした。


② IPv4不足をどうしてた?

完全にIPv6へ移行する前、次の方法でしのいでいました。

  • プライベートIP
  • NAT(アドレス変換)
  • DHCPで使い回し

👉 この「苦肉の策」がIPv6誕生の背景です。


③ IPv6とは?

IPv4の限界を解決するために作られた新しい規格です。

● 形式

2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334

● 特徴(ここ重要)

  • 128ビット(IPv4の4倍どころじゃない)
  • 16進数
  • :(コロン)区切り
  • 理論上ほぼ無限のアドレス数

💡 地球上の砂の数より多いと言われます。


④ IPv6の便利ポイント(試験によく出る)

● NATが不要

  • 端末ごとに グローバルIP を持てる
  • ルータの負荷が減る

● 自動設定が得意

  • DHCPなしでもOK(SLAAC)

● セキュリティ向上

  • IPsecが標準対応

⑤ IPv4とIPv6の比較(試験用まとめ)

項目IPv4IPv6
ビット数32ビット128ビット
表記10進数16進数
区切り.:
NAT必要不要
アドレス枯渇ありなし

⑥ よく出るIPv6アドレスの種類

種類説明
グローバルユニキャスト2000::/3世界で一意
リンクローカルfe80::/10同一LAN内
ループバック::1自分自身

💡
::1 は IPv6版 127.0.0.1


練習問題(基本情報レベル)

問題①(基本)

次のうち、IPv6アドレスとして正しいものはどれ?

A. 192.168.0.1
B. 2001:db8::1
C. 256.10.1.1
D. fe80..1

👉 答え:B
(コロン区切り・16進数・::省略が使える)


問題②(比較問題)

IPv6の特徴として正しいものはどれ?

A. NATが必須
B. DHCPが必ず必要
C. IPsecが標準対応
D. アドレスは32ビット

👉 答え:C


問題③(用語)

IPv4アドレス枯渇への対策として使われてきた技術はどれ?

A. SLAAC
B. IPsec
C. NAT
D. マルチキャスト

👉 答え:C


問題④(ひっかけ)

fe80::1 はどの種類のIPv6アドレス?

A. グローバル
B. マルチキャスト
C. リンクローカル
D. ループバック

👉 答え:C


覚え方のコツ 😊

  • IPv4 = 昔・短い・足りない
  • IPv6 = 新しい・長い・無限
  • ::1自分自身
  • fe80LAN内限定