こんにちは。今日の10分勉強ブログは、ちょっと数学寄りのテーマ、「線形代数」についてです。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は プログラミングやAI、CG、データ処理など、たくさんの場面で活躍しています。
この記事で分かること(目次)
🧮 線形代数とは?
ざっくり言えば、「ベクトル」や「行列(マトリックス)」を使って、数や空間を表したり操作する数学のことです。
キーワード:
- ベクトル:向きと大きさを持つ「矢印」のようなもの
- 行列:数字を表のように並べたもの(Ex. Excelの表みたい)
💡なぜITで使うの?
- 画像処理:画像は行列で表される
- 3Dグラフィックス:物体の回転や拡大も行列計算
- AI・機械学習:大量のデータをベクトルで扱い、行列計算で学習
- Excelやデータ分析:行列の演算で表を操作できる
✏️ 具体例で見てみよう!
① ベクトルってなに?
たとえば、右に3進み、上に2進む点を「(3, 2)」という2次元ベクトルで表します。
これを矢印で描けば「方向」と「距離」がある=つまりベクトル。
② 行列ってなに?
たとえば、次のような表を考えます:

これが「2行2列の行列」です。
この行列とベクトルを掛け算すると、ベクトルの向きを変えたり拡大したりできます。
③ 行列×ベクトル の例:

行列とベクトルの掛け算で、位置や数値の変換ができるのです!
🧠 実は「一次方程式」と同じ考え
中学でやった「連立方程式」も、実はベクトル・行列で解けます。
線形代数は **「複雑な方程式をスマートに解く道具」**でもあるんです。
🧭 まとめ:線形代数=未来のITに必須の知識!
- 難しそうでも、考え方は「矢印(ベクトル)」と「表(行列)」
- 数字の変換や空間の操作ができる
- AI、ゲーム、画像、ロボット…あらゆるIT分野で活躍中!
「数学、意外と使えるかも?」と感じたら、それはすでに一歩前進です
