【Day14】「線形代数って何?」~ITにもつながる数学の力~

投稿者: | 2025年7月24日

こんにちは。今日の10分勉強ブログは、ちょっと数学寄りのテーマ、「線形代数」についてです。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は プログラミングやAI、CG、データ処理など、たくさんの場面で活躍しています。

🧮 線形代数とは?

ざっくり言えば、「ベクトル」や「行列(マトリックス)」を使って、数や空間を表したり操作する数学のことです。

キーワード:

  • ベクトル:向きと大きさを持つ「矢印」のようなもの
  • 行列:数字を表のように並べたもの(Ex. Excelの表みたい)

💡なぜITで使うの?

  • 画像処理:画像は行列で表される
  • 3Dグラフィックス:物体の回転や拡大も行列計算
  • AI・機械学習:大量のデータをベクトルで扱い、行列計算で学習
  • Excelやデータ分析:行列の演算で表を操作できる

✏️ 具体例で見てみよう!

① ベクトルってなに?

たとえば、右に3進み、上に2進む点を「(3, 2)」という2次元ベクトルで表します。

これを矢印で描けば「方向」と「距離」がある=つまりベクトル。


② 行列ってなに?

たとえば、次のような表を考えます:

これが「2行2列の行列」です。
この行列とベクトルを掛け算すると、ベクトルの向きを変えたり拡大したりできます。


③ 行列×ベクトル の例:

行列とベクトルの掛け算で、位置や数値の変換ができるのです!


🧠 実は「一次方程式」と同じ考え

中学でやった「連立方程式」も、実はベクトル・行列で解けます。
線形代数は **「複雑な方程式をスマートに解く道具」**でもあるんです。


🧭 まとめ:線形代数=未来のITに必須の知識!

  • 難しそうでも、考え方は「矢印(ベクトル)」と「表(行列)」
  • 数字の変換や空間の操作ができる
  • AI、ゲーム、画像、ロボット…あらゆるIT分野で活躍中!


「数学、意外と使えるかも?」と感じたら、それはすでに一歩前進です